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2021年07月28日配信
シャッターは防犯に役立つ?防犯における効果をご紹介

主に防犯効果を狙ってシャッターを自宅に取り付ける方が多いでしょう。
シャッターを設置すると安心感がありますし、実際にセキュリティ面で有用です。
シャッターの役立つシーンや防犯ガラスとの比較、効果を高めるプラスアルファの工夫をご紹介します。

 

シャッターの防犯における効果・役割

 

シャッターには高い防犯効果があります。
設置するだけで視覚的な防犯効果を得られ、空き巣の犯行を未然に防いでくれます。
シャッターが持つ防犯効果について詳しく見ていきましょう。

 

視覚的な防犯効果がある

シャッターは設置してあるだけで、視覚的な防犯効果が期待できます。
基本的に空き巣は下見を行い、入りにくい家を避ける傾向があります。
侵入までの時間がかかると、見つかるリスクも高くなるためです。

 

空き巣は窓ガラスなどを壊して侵入経路を作りますが、シャッターがあることで「侵入しにくそう」と諦めやすくなります。
窓一枚を破れば入れる家と、窓とシャッターを壊す必要がある家では、前者を選ぶでしょう。

 

空き巣の侵入方法「ガラス破り」を防げる

空き巣はガラスを割ってクレセント錠を外す「ガラス破り」で侵入しますが、侵入のしやすさから掃き出し窓が経路として選ばれやすくなっています。
そのため、掃き出し窓にシャッターを設置すると、空き巣の入りやすい経路を一つ断つことができます。

 

ピッキング対策や補助錠などのドアへの対策も大切ですが、手口として多い「ガラス破り」への対策は必要不可欠となるでしょう。

 

電動シャッターなら手でこじ開けるのは困難

電動タイプのシャッターは、室内からリモコンで開閉する仕組みになっており、手では簡単に開かないものが多くなっています。
そのため、空き巣に狙われた場合にも、シャッターを開けることができず、断念させられる可能性が高くなります。

 

電動シャッターも、停電時などは手動で開けることは可能ですが、シャッターケースの扉を開ける、手動に切り替える等の操作が必要です。
また、操作はシャッターの種類によって異なるため、空き巣が簡単に開けられるものではありません。

 

手動シャッターは鍵をかけないと簡単に開けられるため、電動シャッターに比べると防犯性は落ちます。
そのため、強固な守りが欲しい場合には電動シャッターを選ぶ方が安心です。

 

防犯ガラスとシャッターはどちらが効果的?

シャッターではなく防犯ガラスでの防犯を考える方もいるでしょう。
防犯ガラスはシャッターとは違い、窓ガラスを守るのではなくガラス自体を強くすることで防犯性を高めようというものです。
防犯ガラスとシャッターでは、どちらの方が防犯性が高く、効果的なのでしょうか?

 

【参考】防犯ガラスの強度

防犯ガラスは、ガラスを割れにくくして、空き巣が侵入するのを防ぐことが目的です。
強度は高いですが、絶対に割れないというわけではありません。
あくまでも、普通のガラスよりも強化して、割れるまでに時間がかかるようにしているだけです。
当然、ガラスの強度を超えた力で攻撃されれば割れます。

 

防犯ガラスの強度は、製品によって差があります。
2枚のガラスの間に中間膜を挟み、それによって強化される仕組みで、中間膜の厚さによって強度が変わってきます。

 

中間膜の厚さが30mil(0.76mm)の防犯ガラスは、そこまで強くありません。
ドライバーでのガラス破り対策になりますが、バールなどの重量があるもので叩かれた場合の効果は期待できません。

 

それなりの防犯効果がほしい場合には、中間膜の厚さ60mil(1.52mm)が安心です。
厚さも程よく、ある程度の力には耐えられる強度を持っています。

 

防犯ガラスは絶対的なものではありませんが、種類を選べばそれなりの防犯性は期待できます。
シャッターとは別にセキュリティ対策したい人にはおすすめです。

 

優先するポイントで選び分けるのがおすすめ

シャッターと防犯ガラスはそれぞれ良さがあります。
どちらにするか迷った場合は、優先する物によって選択しましょう。

 

例えば、家の見た目を変えたくないのであれば防犯ガラスがおすすめです。
上記の通りシャッターは外観で空き巣を遠ざける効果がありますが、同時に近隣住民にとっても堅牢で近寄りがたい雰囲気になってしまいます。
防犯ガラスを選べば、開放的なイメージを残したまま防犯性を高められます。

 

また、家の構造によってシャッターケースが取り付けられない場合があります。
こういった場合は防犯ガラスにする他ないでしょう。

 

逆に、防犯以外の機能性の高さを重視するならシャッターを選ぶのがおすすめです。
シャッターには防音・防火・遮光などの効果があるため、防犯以外でも日常の様々なシーンで活躍します。

 

どちらにもメリットがあるので、どちらか片方を選ぶ場合は使い方や求める効果を考慮して選ぶようにしてください。

 

シャッターと防犯ガラスの併用が最も防犯性が高い

シャッターと防犯ガラスはどちらにも防犯効果が期待できますが、最も防犯性を高められるのは二つの併用です。
シャッターは視覚的な防犯性も高く、飛来物などからも窓を守ります。
一方防犯ガラスはどこにでも設置しやすく、安価です。
その両方の良さを活かすことで、より効果的な防犯対策ができます。

 

例えば、家中の窓を防犯ガラスに変えて、掃き出し窓にだけシャッターを設置するという方法もあります。
また、遮光したい部屋にはシャッター、景観が気になる通りから見えやすい場所には防犯ガラスといった使い分けもできます。

 

シャッターと防犯ガラスの良さを活かして上手に併用しましょう。

 

シャッターの防犯効果を高めるには

シャッターをメインに使って防犯する場合は、シャッター選びやプラスアルファの工夫によって防犯効果を高めましょう。
設置してからの一工夫で防犯効果を高められます。

 

防犯性の高い電動シャッターを設置する

上記でも触れたとおり、防犯性は手動シャッターよりも電動シャッターの方が高いです。
電動シャッターにすれば、外から空き巣に開けられる心配がありません。
そのため防犯効果をメインにシャッターを取り付けるのであれば、電動シャッターがおすすめです。
価格は手動シャッターよりも高価、操作性もよく、音も静かで快適です。

 

センサーライトを取り付ける

窓の周辺にセンサーライトを取り付けるのも有効です。
センサーライトは人が通ると自動で点灯するライトで、特に夜間の防犯に役立ちます。
密かに近づく人を察知して点灯してくれるため、夜の闇に紛れて侵入を図る不審者を遠ざけることができるでしょう。
なお、センサーライトをつけても夜間はシャッターを下ろすようにしましょう。

 

窓の鍵も必ず閉める

シャッターを閉める時は、一緒に窓にも鍵をかけて、二重の防御をしておきましょう。
シャッターを閉めると安心感から窓を鍵をかけ忘れることがあります。
油断せずに窓にも施錠しておくことが大切です。

 

シャッターを閉めておくと、確かに視覚的にも物理的にも狙われにくくなりますが、中にはシャッターを破ろうとする空き巣もいます。
窓の鍵をかけておけば、万が一シャッターを開けられてしまった場合にも、窓の鍵が次のハードルとして空き巣を阻んでくれます。

 

シャッターを上手に活用して防犯対策しよう

シャッターは防犯対策に有効で、上手に活用することで自宅の防犯性を高めることができます。
同じように防犯ガラスにも防犯性があるため、どちらにするか悩んだ場合は優先したいポイントを洗い出して検討しましょう。
最も防犯性を上げられるのは、シャッターと防犯ガラスの併用です。

 

自宅の防犯対策としてシャッターを取り入れる場合には、センサーライトを導入したり、窓の鍵をキチンとかけるようにしたりすることで、防犯性をさらに高められます。

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